2023年春休み子連れモルディブ旅行の準備・計画┃旅行費用も全公開

2023年の春休みに予定している子連れモルディブ旅行の準備や計画、旅行費用をご紹介します。
例のごとく航空券はマイルを使った特典航空券(3人中1人分だけ有償航空券)、ホテルは大半がマリオットポイントを利用しています。
マイルを貯めている方やマリオット系ホテルを良く利用する方、モルディブ旅行を計画している方の参考になれば幸いです。
自分、妻、娘(8歳)の3人旅行なので記載料金も全て3人分となります。
旅行日数は9泊11日です。
目次
モルディブの旅行準備

モルディブ旅行の準備で必要なのはこの辺りでしょうか。
- 航空券予約
- ホテル予約
- 旅行保険
旅行保険は必須ではないと思いますし、今回もアメックスセンチュリオンの自動付帯で十分だと思ったので省略します。
航空券とホテルの手配の流れや重要視した点などを詳しく書いていきます。
モルディブへの航空券予約
今回もホテルより先にまずは航空券を探しました。
モルディブ行きのルートと航空会社
モルディブへ行くには日本からの直行便がないため、どこかの国を経由する必要があります。
また、経由地によって飛行時間も違いますし、モルディブ現地のヴェラナ国際空港(旧マーレ国際空港)に昼到着か夜到着かも変わってきます。
メジャーなモルディブ行きルートと航空会社、飛行時間(乗り換え時間含む)、昼着か夜着かを一覧にまとめてみました。
航空会社 | 経由地 | 飛行時間 | 到着時間 |
スリランカ航空 | コロンボ | 約12時間 | 夜到着 |
キャセイパシフィック | 香港 | 約14時間 | 夜到着 |
シンガポール航空 | シンガポール | 約15時間 | 昼到着 |
エミレーツ航空 | ドバイ | 約20時間 | 昼到着 |
他にもルートはありますが、東京から取りやすい便だと上記4ルートがメジャーどころだと思います。
飛行時間短めで選ぶなら
- スリランカ航空
- キャセイパシフィック
昼到着が希望なら
- シンガポール航空
- エミレーツ航空
安さで選ぶなら
- スリランカ航空
マイルでの取りやすさなら
- スリランカ航空
- キャセイパシフィック
- シンガポール航空
こんな感じでしょうか。
マイルの取りやすい航空会社を3つ挙げましたが、スリランカとキャセイはワンワールドなのでJALマイルで特典航空券が取れ、シンガポール航空はスターアライアンスなのでANAマイルが使えます。
エミレーツ航空はアライアンスは違うのですが、JALマイルで特典航空券を取れるのですが、あまり空きがないので取りづらい気がします。
JALマイル利用のスリランカ航空ビジネスクラス特典航空券
今回はJALマイルを利用し、スリランカ航空ビジネスクラスを特典航空券で発券しました。
発券したルートはこちら

まず往路は11:20に成田を出発し、経由地のコロンボに17:45着。そこから18:50にマレへ出発し、19:45着。
スリランカ航空なので夜到着便となります。
成田→コロンボがビジネスクラス、コロンボ→マレは時間がエコノミーしか取れませんでした。

往路は15:30にマレを出発し、経由地のコロンボに17:25着。そこから19:15に成田へ出発し、翌朝7:35着。
こちらもマレ→コロンボがエコノミー、コロンボ→成田がビジネスクラスとなります。
コロンボ-マレ間は1時間半くらいの飛行時間なのでエコノミーでも苦はないと思います。
成田-コロンボ間は行きが10時間、帰りが9時間なのでビジネスだと楽ですね。
家族3人旅行ですが、スリランカ航空の特典航空券は2人分しか取れませんでした。

妻と娘の分をJALマイルを利用し発券しました。
掛かったマイルとサーチャージはこちら
区間 | 座席クラス | 2人合計消費マイル | 2人合計サーチャージ |
成田ーコロンボ コロンボーマレ | ビジネスクラス エコノミークラス | 170,000マイル | 21,140円 |
燃油サーチャージが高騰している時期でしたが、海外の航空会社は安いままのところが多いですね。スリランカ航空も1人10,000円くらいでした。
一人分スリランカ航空ビジネスクラス有償発券(アメックスデスク)
JALマイルを使った航空券は2人分しか取れなかったので、自分の分を有償で発券しました。
こちらはアメックスセンチュリオンデスクに依頼し、下記の料金となりました。
区間 | 座席クラス | 料金(サーチャージ込み) |
成田ーコロンボ コロンボーマレ | 全区間ビジネス | 269,720円 |
家族に併せて成田ーコロンボのみビジネス、コロンボ-マレをエコノミーにしようと思いましたが、その組み合わせはアメックスだと発券できませんでした。
また、他のチケットサイトなどの方が安かった可能性もありますが、アメックスセンチュリオンデスクでビジネスクラス以上の航空券を買うと自宅-空港間の無料送迎がついてくるので有償チケットはアメックスに頼むようにしています。

モルディブのホテル予約
航空券の日程に合わせてホテルを取るようにしています。
今回は9泊11日だったので2つくらいまでならアイランドホップ可能かなと思い探してみました。
モルディブは数え切れないくらいのホテルがあり、基準を決めずに探すと永遠と見つかりません。
選ぶ際にいくつか重視するポイントを決め、それに沿ったホテルのみをピックアップし、その中から決めるのが効率的です。
モルディブホテル選びのポイント
自分がモルディブホテルを選ぶ際に重視したポイントはこちら
- 水上コテージ・ヴィラ
- 費用(宿泊費・移動費・滞在費)
- シュノーケリングスポット(ハウスリーフ)
- オールインクルーシブ
上から順に重要なポイントとなります。
モルディブのホテル選び①水上コテージ・ヴィラ
やはりモルディブに行くなら水上コテージ・ヴィラに泊まってみたいということで、それがあるホテルから探すことにしました。
ただ、モルディブはたいていのホテルは水上コテージ・ヴィラがあるので、それ以降のポイントで選ぶことになります。
モルディブのホテル選び②費用(宿泊費・移動費・滞在費)
次がやはり費用。インフレでモルディブのホテルもコロナ前より高くなっているので9泊滞在だと結構な金額になります。
費用も抑えられるならそれに越したことはないので、今回はマリオットポイントを利用して泊まれるホテルから選ぶことにしました。
マリオットポイントを使うと手出しのキャッシュが少なくて済むので、お得にモルディブホテルに泊まることができます。
モルディブのホテル選び③シュノーケリングスポット(ハウスリーフ)
モルディブに何を目的に行くかでホテルの選び方も変わってくると思うのですが、今回は子供に初シュノーケルを体験してもらいたかったので、ハウスリーフが豊富なリゾートを優先ポイントにしました。
ハウスリーフとは島の周りにあるサンゴ礁のことで、サンゴ礁があると魚も沢山いる島ということになります。
モルディブのホテルはハウスリーフがある島とない島で魚の多さが全くことなるようで、ハウスリーフがない島だとシュノーケリングが全くダメということもあるそうです。
「モルディブ ハウスリーフ良いホテル」などで検索するとすぐにおすすめが出てくるので見つけやすいです。
シュノーケリング・ハウスリーフ重視とは別で、モルディブには『ラグーンがある』というのを売りにしているホテルもあります。
ラグーンにはサンゴ礁がなく、魚は少なめですが、景色が綺麗という特徴があるみたいです。
海に入って遊ぶよりも景色を重視したいという人はラグーンのあるホテルを選ぶと良さそうです。
また、ハウスリーフもラグーンも両方あるといういいとこ取りホテルもあるみたいです。そういうところは人気なので宿泊費も高めかもですね。
モルディブのホテル選び④オールインクルーシブ
オールインクルーシブとは、宿泊料金に食事やドリンク、アクティビティなどが含まれているサービスのことです。
モルディブではこのオールインクルーシブサービスを導入しているホテルが多くあります。
オールインクルーシブがある分、宿泊費は高くなりますが、向こうについてからお金のことを考えると楽しめというメリットがあります。
モルディブは遠いし、高いし、滅多に行くことがないのでどうせならオールインクルーシブで気にせずパーっとできた方がいいですね。
ただ、これを重視ポイントに挙げてはいたのですが、これから紹介するマリオット系ホテルだとほとんどがオールインクルーシブサービスを扱っていません。
オールインクルーシブの簡易版であるハーフボードというサービスはありますが、それだとアルコールなどの飲み物が別途有料となります。
また、ランチやディナーの時間や場所も固定されてしまう可能性があるので若干微妙かなと思いました。
モルディブではマリオット系ホテルに泊まることを重視するとオールインクルーシブは諦めざるを得ないかもしれません。(今後、オールインクルーシブを導入するホテルも出てくるかも)
モルディブにあるマリオット系ホテル
今回のホテル選びで最も重視したので水上コテージ・ヴィラ、そして費用だったのでそれを満たすのはマリオット系ホテルということになりました。
また、マリオットボンヴォイのアンバサダーもいつまで継続するかわからなかったので、どうせならアンバサダーのうちにマリオット系に行っておこうと思ったからです。
マリオットのアンバサダーを辞めたら別なホテルブランドも候補になってくるかもしれません。
話を戻しますが、モルディブにあるマリオット系ホテルは以下となります。
- セントレジス・モルディブ・ヴォンムリリゾート
- Wモルディブ
- シェラトン・モルディブ・フルムーンリゾート&スパ
- ザ・リッツ・カールトン・モルディブ・ファリアイランド
- ウェスティン・モルディブ・ミリアンドゥーリゾート
- ルメリディアン・モルディブ・リゾート&スパ
- JWマリオット・モルディブ・リゾート&スパ
2023年時点でモルディブには7つのマリオット系ホテルがあります。
モルディブのマリオット系各ホテルの特徴
モルディブにある7つのマリオット系ホテルの特徴をまとめてみました。
マリオット系ホテルの特徴を調べる際にこちらの方のブログが大変参考になりました。
この方のブログなどを拝見し、自分の重視ポイントと照らし合わせてみました。
セントレジス・モルディブ・ヴォンムリリゾート
宿泊費・消費ポイント | 高め・1泊90,000~150,000ポイント程度 |
ハウスリーフ | 微妙・少なめ |
移動手段 | 水上飛行機約45分 |
移動費用 | 大人:808ドル 子供:480ドル |
滞在費 | 高めっぽい |
その他の特徴 | 大人向けの高級リゾート |
セントレジスモルディブは有償宿泊もポイント宿泊も高めのホテルです。
セントレジスブランドはプラチナエリート以上であれば朝食無料特典があると思うので、その費用は抑えることができますが、その他のランチ、ディナー、アルコール、アクティビティは高めだと思います。
また、ハウスリーフがまったくなさそうなのでシュノーケリング向きのホテルではないみたいです。
Wモルディブ
宿泊費・消費ポイント | 高め・1泊80,000~110,000ポイント程度 |
ハウスリーフ | 豊富・良さそう |
移動手段 | 水上飛行機約25分 |
移動費用 | 大人:1190ドル 子供(12歳未満):298ドル |
滞在費 | 高めっぽい |
その他の特徴 | 大人向けの高級リゾート(昔は子供宿泊不可だった) |
Wモルディブもマリオットボンヴォイのプラチナエリート以上であればウェルカムギフトで朝食無料を選択できます。
レストランは高めだと思いますが、セントレジスやリッツよりはややリーズナブルかも。
ハウスリーフは豊富でシュノーケリング向けのホテルみたいですが、キッズフレンドリーかどうかが心配で今回は見送りました。
シェラトン・モルディブ・フルムーンリゾート&スパ
宿泊費・消費ポイント | 安め・1泊40,000~65,000ポイント程度 |
ハウスリーフ | 微妙・少なめ |
移動手段 | スピードボート約10分 |
移動費用 | 有償宿泊の場合無料 ポイント宿泊は大人:85ドル 子供無料 |
滞在費 | リーズナブル |
その他の特徴 | 空港から近くてリーズナブル |
シェラトンモルディブはマレ空港からスピードボートで10分なので利便性はマリオット系ホテルの中でトップです。夜に着いても当日チェックインできます。
スピードボートの移動料金は有償宿泊であれば宿泊費に含まれますが、ポイント宿泊の場合は別途大人1人85ドル掛かります。
宿泊費が3、4万円くらいの日程あれば、ポイントを使うよりも有償宿泊の方がおすすめです。
ザ・リッツ・カールトン・モルディブ・ファリアイランド
宿泊費・消費ポイント | 高め・1泊90,000~150,000ポイント程度 |
ハウスリーフ | 微妙・少なめ |
移動手段 | スピードボート約45分 |
移動費用 | 大人:865ドル 子供(12歳未満):432.5ドル |
滞在費 | 高めっぽい |
その他の特徴 | 高級リゾート・なんでも高い |
リッツカールトンモルディブはマリオット系ホテルの中ではもっとも費用の掛かるホテルです。
有償宿泊、ポイント宿泊も高く、エリート特典で朝食無料も選べないので食費も掛かります。
スピードボートの移動費も2023年に値上がりし、大人1人865ドルとなりました。
リッツカールトンモルディブの滞在記などを見るとハウスリーフが良さそうという話もなく、シュノーケリング向きではなさそうです。
ウェスティン・モルディブ・ミリアンドゥーリゾート
宿泊費・消費ポイント | 中間・1泊80,000~90,000ポイント程度 |
ハウスリーフ | そこそこ |
移動手段 | 水上飛行機約30分 |
移動費用 | 大人:550ドル 子供(12歳未満):275ドル |
滞在費 | そこそこ |
その他の特徴 | 高級・リーズナブルの中間 |
ウェスティンモルディブは有償宿泊もポイント宿泊も全マリオットホテルの中でちょうど中間くらいの設定となっています。
ハウスリーフもあるけど、最高という程ではなく、滞在費もめちゃくちゃ高くもなければ安くもないくらいの感じかと。
ウェスティンブランド好きであれば選択肢になるかなと思います。
ルメリディアン・モルディブ・リゾート&スパ
宿泊費・消費ポイント | 安め・1泊50,000~65,000ポイント程度 |
ハウスリーフ | あるけど遠い |
移動手段 | 水上飛行機約35分 |
移動費用 | 大人:515ドル 子供(12歳未満):258ドル |
滞在費 | リーズナブル |
その他の特徴 | コスパが最高ホテル |
ルメリディアンモルディブはマリオット系ホテルの中で最も新しいホテルです。
宿泊費がリーズナブルで消費ポイントもシェラトンと並び、最安で50,000ポイントくらいです。
リーズナブルでも景色が良く、少し離れてはいるようですがハウスリーフも豊富らしい。
コスパ重視でハウスリーフも楽しみたいというのであればルメリディアンが最適かもしれません。
JWマリオット・モルディブ・リゾート&スパ
宿泊費・消費ポイント | 高め・1泊90,000~110,000ポイント程度 |
ハウスリーフ | 豊富・良さそう |
移動手段 | 水上飛行機約55分 |
移動費用 | 大人:625ドル 子供(12歳未満):375ドル |
滞在費 | 高めっぽい |
その他の特徴 | 新しい・キッズにも◎・でも遠い |
JWマリオットモルディブはルメリディアンの次に新しいホテルです。
有償宿泊費や消費ポイントはWモルディブと同じくらい。セントレジスやリッツよりは安く、ウェスティンよりも高いという感じです。
Wモルディブと比較して考えるとハウスリーフはどちらも◎、キッズフレンドリーで考えるとJWマリオットが◎。ただ、飛行時間が約1時間なので遠いのがネックです。
ホテルの新しさは断然JWの方なので、綺麗なホテルを選びたいのであればWモルディブよりJWマリオットですね。
各マリオット系ホテルの料金、ハウスリーフの状況、その他の特徴などを踏まえてホテルを決めました。
最終的に3つのマリオット系ホテルに決定
結局は下記3つのホテルに決めました。
- シェラトン・モルディブ 1泊 有償宿泊
- ザ・リッツ・カールトン・モルディブ 5泊 ポイント宿泊
- JWマリオット・モルディブ 3泊 ポイント宿泊
当初はリッツとJWマリオットだけにしていたのですが、スリランカ航空だと夜にマレ到着なのでそれからホテルへ向かうことになります。
リッツカールトン5泊でも実質4.2泊くらいの感覚になってしまって勿体ないのでマレ空港近辺に前泊を検討しました。
ただ、マレ空港近辺のホテルも3万円~くらいで安くはなかったので、それならシェラトンモルディブに行くのもあまり変わらないかと思ってシェラトンを1泊追加しました。
シェラトンモルディブは前述しましたが、ポイント宿泊だと大人1人85ドルのスピードボート代が掛かってしまうので、ここは有償宿泊がお得だと思い、ポイントは使っていません。
リッツカールトンモルディブはハウスリーフがイマイチでシュノーケリング向きではなさそうですが、最も高級なマリオット系ホテルなので、どうせならアンバサダーのうちに一回は行っておこうと思い選びました。妻も娘もリッツカールトンが好きというのも理由です。
最後にやはりモルディブへ行くならハウスリーフは外せないということでWモルディブかJWモルディブの2つを比較し、よりキッズ向けだと思ったJWに3泊することにしました。
すみません…記事の途中なのでしばらく更新止まります。また後で書きます
旅行保険
アメックスのセンチュリオンカードがあると旅行保険は自動付帯なので、どこへ行くにしても別途で旅行保険に加入することはありません。
今回もアメックスの保険のみなので保険料は掛かっていません。
