セントレジスランカウイ宿泊記・セントレジススイート&プール&絶品朝食レポ┃2022年年越し子連れクアラルンプール&ランカウイ旅行⑧
2022年年末年始に行った子連れクアラルンプール&ランカウイ旅行の8記事目です。
クアラルンプールからランカウイ島へ移動して最初の宿泊先《セントレジスランカウイ》のレポート記事となります。
部屋の様子、マリオットボンヴォイのプラチナエリート特典、プール、ビーチ、絶品だった朝食レストランなどについて書いていきます。
目次
セントレジスランカウイ
マレーシア・ランカウイ島には5つのマリオット系列ホテルがあります。(うち1つのジ アンダマン ラグジュアリー コレクションは閉鎖かも?)
セントレジスランカウイはその中の1つ。
人気ドラマ『コンフィデンスマンJP』の劇場版ロケ地としても有名です。
セントレジスランカウイの場所
セントレジスランカウイの場所は前回の記事にも書きましたが、ランカウイ島の東南側にあり、空港から車で30分くらいのところです。
深夜や早朝到着ということでなければGrabを利用し行くのがいいと思います。
Grabが捕まるかどうか不安な時はホテルの有料送迎を検討してもいいかもしれません。
- Nissan Almera – 70MYR/片道(約2,100円)
- Van – 140MYR/片道(約4,200円)
- Toyota Vellfire – 150MYR/片道(約4,500円)
- Mercedes 5350 – 210MYR/片道(約6,300円)
極端に人数やスーツケースが多い場合はVanがいいかもしれませんが、乗り心地が悪いのでできれば他の車種をおすすめします。
セントレジスランカウイの宿泊費
マレーシアは物価が安く、ホテル宿泊費も安いのが特徴です。
リゾート地のランカウイ島も全体的に安めではありますが、このセントレジスとリッツカールトンに関してはそこまで安くはありません。むしろランカウイでは高めのホテルです。
今回は年末年始の繁忙期ということもあり、更に料金設定が高くなっていたので有償ではなく、マリオットポイントを利用し予約しました。
1泊70,000ポイント、2泊で140,000ポイントでした。
2022年年末の有償宿泊費、正確な額は忘れましたが2023年末と同じくらいだったと思うので載せておきます。
日本円で1泊約10万円くらいだったので、70,000ポイントであれば若干お得だったかなと思います。
セントレジスブランドはスイートナイトアワード対応だったので、申し込みましたが、残念ながら空きがなくて承認されませんでした。年越し繁忙期なので仕方なしですね。
セントレジスランカウイ近くのホテルや観光スポット
セントレジスランカウイは半島の先にあるので徒歩圏には観光スポットがほとんどありません。
唯一、巨大な鷲のオブジェがある『Dataran Lang』が有名観光地かと思います。
- Billion Duty Free Supermarket(免税・スーパー) 車5分
- Dataran Lang(観光スポット・免税・コンビニ) 車5分
- ウェスティンランカウイ(隣のホテル) カート無料送迎可5分
近くの免税店、スーパーまで歩いて行くことも可能ですが、歩道が狭く坂の上り下りがあるので車で行く方が良さそうです。
Grabを利用すれば5分ですし、料金は日本円だと100~200円くらい。Grab料金はクアラルンプールと変わらず激安です。
同じマリオット系列のウェスティンクアラルンプールは隣にあり、徒歩でも行けますし、カートで連れて行ってもくれます。カートはビーチ沿いの道を移動し5分とかかかりません。
セントレジスランカウイのプラチナエリート特典
セントレジスランカウイのマリオットボンヴォイ・プラチナエリート特典をご紹介します。
- ルームアップグレード(空き状況次第)
- アーリーチェックイン(空き状況次第)
- 16時までのレイトチェックアウト(空き状況次第)
- ウェルカムギフトで1000ポイント(or朝食無料?)
- クラブラウンジの代わりにカクテル1杯無料
- スパでの10分マッサージ
- ランカウイ国際空港内にあるラウンジ利用可
こちらがセントレジスランカウイのマリオットボンヴォイのプラチナエリート特典となります。
セントレジスはリッツカールトンと同じラグジュアリーブランドですが、ウェルカムギフトで朝食無料を選択することができます。(リッツは朝食選択不可)
ただ、セントレジスランカウイはウェルカムギフトで朝食無料を選択せずとも自動で付いてきた気がします。そうなるとウェルカムギフトは自動的に1000ポイントになるのかなと。
朝食料金の設定が見当たらなかったので、ギフトで選択せずとも宿泊者は漏れなく朝食無料なのかなと思いました。間違えた情報だったらすみません。
また、セントレジスランカウイにはクラブラウンジ自体がないのでラウンジアクセスはありません。代わりにセントレジスバーでの無料カクテルがありますが、選べるメニューは少ないです。
スパでの無料10分マッサージは他のスパメニューを選ばずともそれだけの利用も可能のようです。ただ、予約が必要なので10分のためにわざわざ時間を決めて行くのも面倒かもしれません。
1人でスパを受けるなら大人2名分を合算して20分マッサージを無料追加することもできます。
最後のプラチナエリート特典ですが、セントレジスランカウイとウェスティンランカウイに宿泊した人は帰る時にランカウイ国際空港内にあるラウンジを利用することができます。
このカードに帰る日の日付を記入してもらい、忘れずに受け取るようにしましょう。
セントレジススイート宿泊レポート
今回の宿泊は年跨ぎの超繁忙期ということもあり、スイートナイトアワードも未承認。
ほぼ満室ということで部屋のアップグレードもありませんでした。(正確なとこはわかりませんが、多分なかったと思います。)
恐らく予約したままのセントレジスイートにアサインされたと思うので、そちらの部屋の様子をご紹介します。
セントレジススイートルーム室内
こちらがセントレジススイートのリビングルームです。
手前に大きいソファーとテーブル、奥に書斎に置くようなテーブルと椅子が2脚あります。
ポイントで取れる一番リーズナブルな部屋でも十分過ぎる広さです。
テレビは大きいですがスマートテレビではなかったのでスマホからYou Tubeをコネクトすることはできませんでした。
ウェルカムアメニティーは瓶に入ったクラッカーでした。小さい瓶にはディップする甘いジャムみたいなのが入っています。
東南アジアだとカット前のフルーツとかが多いのですが、剥くの面倒でほぼ手をつけないのでこれくらいでちょうど良かったです。
コーヒーメーカー、電子ケトル、食器なども一通り揃っています。
画像左上のコーヒー、紅茶は無料です。
その他のミニバー、ジュース、アルコール類、スナック類は有料です。部屋の隅にカクテル用のお酒とシェーカーも置いてありました。
こちらがベッドルーム。花びらと子供用のおもちゃでメイキングされていました。
娘は小2だったので砂場セットの反応はイマイチでしたが、ボールは気に入っていました。
このボールは水に浮かぶのでビーチボール、浮き輪代わりとなり、旅行中大活躍でした。
寝室側にもテレビがあります。
寝室の隣がバスルームになっています。洗面台は2つなので朝にバッティングせず快適。
トイレは新しいタイプですが、ウォシュレットではありませんでした。
バスタブはかなり大きめ。お湯が真ん中から出るタイプなのですがすぐに溜まるので使いやすかったです。
シャワーの水圧も問題なしでした。
セントレジスのバスアメニティーは青くてつぶつぶの入っているやつだと思っていましたが、ミニボトルはなくこのタイプでした。
リッツカールトンもそうですが、世界的にミニボトル廃止で据え置きの大きいボトルに変わってきているかもしれません。
バスルームと同じところに洋服を掛けるところがあるのが微妙でした。リビング側にあるほうがいいと思うのですが。
ランドリーサービスは有料、単純なプレスであれば1泊2着まで無料だそうです。
セントレジススイートからの眺望
部屋は2階だったと思います。1つ下の階がプール付きの部屋でした。
部屋からの景色はこんな感じで奥の方に僅かに海が見えるパーシャルオーシャンビュー。
バルコニーにはソファーやテーブルが置いてあり、スペースは広いです。
ただ、蚊がいたり、朝方はサルが来るので食べ物飲み物を置きっぱなしにしたり、開けたままにしないよう注意だそうです。ランカウイ島はホテル敷地内でも普通にサルがいます。
セントレジスランカウイのバトラーサービス
セントレジスと言えばバトラーサービスがあります。
チップ制の国だとバトラーサービスがあってもチップを払わなければと思ってしまい、なかなか利用しづらいのですが、マレーシアはチップがないので頼みやすかったです。
レストラン、スパ、アクティビティーの予約をしてくれたりします。
LINEと同じような通話アプリ『WhatsApp』を入れておき、友達追加すると連絡が取りやすくなると思います。
アプリがなくとも部屋の電話からも連絡することが可能です。
アイスコーヒー、アイスティーもオーダーすると持ってきてくれます。この2つは無料です。
その他のソフトドリンクやアルコール類は有料となります。
年末年始だったのでターンダウン時に年越し用のお菓子も戴きました。
セントレジススイート、部屋の広さは十分で快適でしたが、やや古さを感じました。
特に電気設備の調子が悪いのか、滞在中に2度も停電になり、コーヒーメーカーやケトルが使えませんでした。2回目の修理には2、3時間くらい時間がかかり、電気整備スタッフさんも大変そうでした。
1つ下の階のプール付きスイートは上の部屋から丸見えなので、そちらも落ち着かなそうで微妙な気がしました。
セントレジスランカウイに泊まる際は高層階やヴィラだと快適で景色もいいかもしれませんね。
L’Orangerie(オランジュリー)の絶品朝食
セントレジスランカウイの朝食レストラン《L’Orangerie(オランジュリー)》をご紹介します。
今回のクアラルンプール&ランカウイ旅行では、ここの朝食が一番美味しかったです。
ちなみにバリ旅行の時もセントレジスの朝食が一番でした。セントレジスバリの朝食はこちらの記事に書いています。
セントレジスランカウイの朝食も間違いなかったので詳しく書いていきます。
L’Orangerie(オランジュリー)の場所
L’Orangerie(オランジュリー)の場所はロビー階、チェックインフロントのすぐ側です。
セントレジスランカウイのホテル正面入口から入ってすぐ右にあるのでわかりやすいかと。
同じく正面入口入ってすぐ左側にはセントレジスバーがあります。
こちらもレストランっぽいですが、朝食はやっておらず、アフタヌーンティー以降の営業です。
朝食の際に間違うことはないと思います。
セントレジスランカウイの朝食料金
L’Orangerie(オランジュリー)の朝食料金を調べてみましたが、公式サイトにも無料としか書いていませんでした。
ルネッサンス沖縄のように朝食込みの宿泊プランしか販売されていないのかもしれません。
セントレジスランカウイの朝食ビュッフェメニュー
ビュッフェメニューはそこまで品数は多くはありませんが、どれもビュッフェとは思えないクオリティで美味しかったです。
パンは種類がそこまで多くなく、味もまー普通です。
シリアル類も普通です。ここで差を付けるのは難しいので当然ですね。
ヨーグルトは他ホテルに比べて美味しかったです。
写真右下の『Egg nouvelle』という料理が美味しかったのですが、セントレジスバリで食べたものの方が更に良かったです。
写真上段は良くある中華のヌードルや飲茶です。
下段はマレーシアのローカル料理でした。スタッフさんが取り分けてくれます。
このあたりも良くある朝食メニューです。サラダは種類少なめでしたが味は美味しかったです。
通常のホテル朝食ビュッフェはサーモンくらいですが、セントレジスランカウイはいろいろな魚のカルパッチョがありました。
フルーツも種類多め、ドラゴンフルーツやスイカなどもありました。
セントレジスランカウイの朝食では『Arthur Metz』というスパークリングも飲み放題となっています。(この後泊まったウェスティンの朝食でも同じお酒がありましたが、そちらは有料でした。)
お酒飲まないので良くわかりませんが、オレンジジュースと混ぜて飲んでいる人が多かった気がします。ミモザというらしいですね。
セントレジスランカウイの朝食アラカルトメニュー
朝食のアラカルトメニューも紹介します。
こちらは追加料金無しで好きなだけ注文することができます。
- 好きな卵料理・付け合せ
- ステーキ&目玉焼き ※個人的におすすめ
- ロブスターオムレツ
- エッグベネディクト
- スパニッシュオムレツ
- ホワイトオムレツ
- ワンタンヌードル
- マレー風お好み焼き?
- ナシゴレン ※個人的におすすめ
- 海南トースト?
こちらはステーキ&目玉焼きです。
お肉が柔らかくて美味しかったです。ステーキだけで注文することもできます。
こちらはロブスターオムレツ。
オムレツの中にロブスターの身が入っており、ソースもロブスターの出汁が効いていて美味しかったです。
ただ、これもランカウイよりもセントレジスバリで食べたものの方が美味しかった気がします。
個人的に一番好きだったのがナシゴレンです。
めっちゃ美味しかったので2日連続でいただきました。
エッグベネディクトはどこで食べてもだいたい美味しいですね。
メニューには載っていませんが、パンケーキとタワーになったガレットのようなのもカウンタ0ーでオーダーできます。
この2つは子供が気に入って食べていました。
メープルシロップやチョコ、ホイップクリームなどかけてくれますが、プレーンでも甘めなので子供は好きかと思います。
セントレジスランカウイの朝食はビュッフェも美味しいのですが、せっかくなのでオーダー制のアラカルトメニューがおすすめです。
セントレジスランカウイのプールとビーチ
セントレジスランカウイには2つのプールとビーチがあります。
セントレジスランカウイのメインプール
こちらがセントレジスのメインプールです。おしゃれな形をしています。
そこまで大きいプールではありません。なぞのオブジェがあります。
メインプールはそこそこ深いので小学生以下の子供だけで遊ぶのは厳しいかも。
浮き輪があれば大丈夫ですが、目を離すと危ないので注意。
メインプール横にある赤丸部分はジャグジーになっており、小学生でも足がつきます。ジャグジーみたいにボコボコ泡が出ていますが、温水ではなかったと思います。
ちなみに青丸部分のチェア&パラソルはプールの中を通ってしか行けない場所にあるので、タオルなどを持って行くのが不便です。
プールがすいている時間帯はボール投げをして遊ぶこともできました。
セントレジスランカウイのキッズプール
セントレジスランカウイのキッズプールがこちら。
浅いので未就学児や小学校低学年くらいの子が入るのにはちょうどいいかと思います。
ただ、めちゃくちゃ小さいです。プール付きの部屋にあるプールと同じくらいかと思います。
プールサイドはビーチにはビーチチェアやパラソルが置いてあり、先着順で利用することができます。
写真のようなガボゼもいくつかあり、こちらは特に人気でした。昼頃には満席になります。
小さい子連れ家族であれば、こちらのキッズプール横のガボゼを取れると遊びやすいですね。
セントレジスランカウイのビーチ
セントレジスランカウイには綺麗で広いビーチがあります。
ビーチチェア、パラソルは無料で使えますが、繁忙期だと昼頃には全部埋まってしまうと思います。
奥に見えるのは水上レストランの《Kayuputi(カユプティ)》です。
人気のレストランなので事前予約しておいた方が間違いないと思います。隣のウェスティンホテルに泊まっていても予約可能かと。バギーで送り迎えしてくれるはず。
うちはまだ子供が小さいのでルームサービスばかりでしたが、もう少し大きくなったらこういうレストランにも連れて行きたいですね。
Kayuputiとは逆側のビーチ沿いにはセントレジスの水上ヴィラがあります。
ホテル棟よりもヴィラは部屋数が少なく、人気もあり、宿泊費ももちろん高めです。
ビーチ沿いにもグリルレストラン《Pantai Grill(パンタイグリル)》があります。
ランチとディナーの営業があり、シーフードやピザなどをいただくことができます。
Kayuputiは高いと思いますが、こちらのPantai Grillは比較的リーズナブルです。
沖縄やハワイだと海で泳いでいる人も多いのですが、バリやランカウイといった東南アジアのビーチは海水浴向きではないかもしれませんね。泳いでいる人はほとんどいませんでした。
ただ、ランカウイの乾季は本当にずっと天気が良く、ビーチサイドでくつろぐには最高のシチュエーションでした。
その他のアクティビティやスパ
他にもいくつか写真撮ったので紹介できる範囲で書いていきます。
各種アクティビティ
客室にアクティビティのメニュー表が置いてあります。
曜日ごとのアクティビティ時間が書いてあります。
キッズアクティビティも豊富なので子連れにも良さそう。
有料のアクティビティは料金が書かれているので参加したいものがあればバトラーに聞いてみるといいかと思います。
毎日12時頃にフィッシュフィーディングという鯉の餌やりがあったのですが、うちの子はこれが気に入ったらしく、滞在中毎日やっていました。
IRIDIUMU SPA
スパはホテル棟の1階にあります。
マリオットボンヴォイのエリート特典でスパの10分マッサージがあります。要予約なので時間に余裕があれば。
妻がスパを受けた感想ですが、リッツカールトンクアラルンプールもリッツカールトンランカウイもセントレジスランカウイの順位を付けるのが難しいくらいどこも良かったそうです。
ショップ・ジム
スパのすぐ近くにお土産ショップとジムがあります。
ショップにはアパレルグッズが売られています。食べ物などは売っていません。
セントレジスランカウイオリジナルのビーチバッグなどが売っており、持っている人は結構いました。
スパやショップの向かい側にジムがあります。
スタッフ常駐ではありませんが、器具は揃っており、飲み物やおしぼりなどもありました。
セントレジスランカウイの宿泊記まとめ
セントレジスランカウイの宿泊記のまとめです。
- ランカウイ国際空港から車で30分くらい
- 隣はウェスティンランカウイ。車で5分に免税&スーパー
- セントレジスランカウイの朝食はかなりおすすめ(今回の旅で一番◎)
- プールはメインプール、キッズプールともに小さめ
- ビーチは広くて綺麗。海水浴向きではないかも
- 子供向けのアクティビティも豊富
ランカウイ島初めて泊まったセントレジスランカウイ、高級ホテルだけあって部屋も広く、朝食はめちゃくちゃ美味しかったです。
ただ、部屋の古さ(滞在中停電2回)が若干気になったのとプールの小ささは子連れだとどうだろうと思いました。
うちは子供のプールが旅行の最優先ということもあり、その点で考えるとセントレジスランカウイのリピートは子供がもう少し大きくなってからになりそうです。
ランカウイ島では、最後に泊まったリッツカールトンランカウイが個人的には一番良かったです。そちらはまた別記事で詳しくご紹介します。