ウェスティンスランカウイ宿泊記・ロイヤルスイート&プール&朝食レポ┃2022年年越し子連れクアラルンプール&ランカウイ旅行⑩
2022年年末年始に行った子連れクアラルンプール&ランカウイ旅行の10記事目です。
ウェスティンランカウイをチェックアウトし、隣にある《ウェスティンランカウイ》へ移動に移動しました。
この記事でもこれまでのホテルレポと同じく、部屋の様子、マリオットボンヴォイのプラチナエリート特典、3つのプール、ビーチ、朝食レストランなどについて書いていきます。
目次
ウェスティンランカウイ
ウェスティンランカウイはセントレジスランカウイの隣にある同じマリオット系ホテルです。
当初はセントレジスランカウイに4、5泊しようと思っていたのですが、プールが小さいという情報があり、子連れで長期は飽きるかなと思い、ウェスティンにホッピングすることにしました。
あとで詳しく書きますが、プールだけで見るとセントレジスよりもウェスティンの方が良かったですね。
その他の詳細もいろいろ紹介していきます。
ウェスティンランカウイの宿泊費
ウェスティンランカウイには2泊ともマリオットポイント&無料宿泊特典を利用して泊まりました。
たしか1泊37,000ポイントだった気がします。ボンヴォイカード更新時の50,000ポイント分の無料宿泊特典と35,000ポイント分無料宿泊特典+2,000ポイント手出しだった気がします。
ランカウイ島のセントレジスとリッツカールトンは繁忙期だと1泊10万円くらいする高めのホテルなのですが、こちらのウェスティンランカウイは繁忙期の有償宿泊でも比較的安めです。
年末年始は1泊30,000~40,000円くらいだったと思うので、無料宿泊特典を使わなくても良かったのですが、35,000~50,000ポイント分って意外と使いづらい気がしたので使っちゃいました。
12歳未満の添い寝無料。スイートナイトアワードもリクエスト可能なホテルとなっています。
ウェスティンランカウイの場所
ウェスティンランカウイはランカウイ国際空港から車で30分。セントレジスランカウイの隣です。
この2つのホテルは同じマリオット系ということもあり、スタッフにホテル移動を伝えるとカートで連れていってくれます。
荷物がなければビーチ沿いを歩いて10分くらいの距離。隣のホテルですがどちらも敷地が広いのでそれくらいの時間が掛かる感じです。
2つのホテルの間にはセントレジスのレストラン《Kayuputi(カユプティ)》があり、ウェスティンに泊まっても利用できると思います。
子連れでも利用できると思いますが、うちの娘が気に入るメニューがあるかわからなかったので今回は利用しませんでした。
ウェスティンランカウイ近くのホテルや観光スポット
周辺施設や観光スポットに関してはセントレジスと同じです。
唯一、巨大な鷲のオブジェがある『Dataran Lang』が有名観光スポットかと思います。
- Billion Duty Free Supermarket(免税・スーパー) 車5分
- Dataran Lang(観光スポット・免税・コンビニ) 車5分
- セントレジスランカウイ(隣のホテル) カート無料送迎可5分
近くの免税店、スーパーまで歩いて行くことも可能ですが、歩道が狭く坂の上り下りがあるので車で行く方が良さそうです。
ウェスティンランカウイのプラチナエリート特典
ウェスティンランカウイののマリオットボンヴォイ・プラチナエリート特典をご紹介します。
- ルームアップグレード(空き状況次第)
- アーリーチェックイン(空き状況次第)
- 16時までのレイトチェックアウト(空き状況次第)
- ウェルカムギフトで1000ポイントor朝食無料orオリジナルアメニティ
- クラブラウンジの代わりは毎日16:00~18:00にバーでドリンク2杯無料
- ランカウイ国際空港内にあるラウンジ利用可
こちらがウェスティンランカウイのマリオットボンヴォイプラチナエリート特典となります。
アップグレード、アーリー・レイト、ウェルカムギフトの選択は一般的なプラチナエリート特典なので特に説明不要かと思います。
夕方のドリンク無料はクラブラウンジがない代わりのサービスだと思います。
こちらが無料ドリンクのメニューです。
写真の上を見てもらうとわかるかと思いますが、シルバーエリート以上のサービスのようです。
ただ、注文できる数に違いがあるかもしれません。プラチナエリートだと2杯かも。
アンバサダーエリートは3杯かもしれません。
全員で3杯ではなく、1人3杯でした。
最後の『ランカウイ国際空港内にあるラウンジ利用』はセントレジスランカウイと共通のエリート特典です。
セントレジスかウェスティンのどちらかでこのカードをもらえば帰る時にランカウイ国際空港にあるランジを利用できます。
大きいラウンジではありませんが、飲み物と軽食が置いてあり、WiFiも利用できます。
ランカウイ国際空港のウェスティン&セントレジス宿泊者専用ラウンジについては後ほど別記事でご紹介します。
部屋はロイヤルスイートにアップグレード
ウェスティンランカウイの2泊はスイートナイトアワードを利用し、事前承認されました。
ウェスティンランカウイはスイートルームやヴィラが多いので、スイートナイトアワードが比較的承認されやすいホテルだと思います。
アップグレード先は1キングオーシャンビュースイートでしたが、チェックイン時に更にアップしていただけたようで、広いロイヤルスイートルームになりました。
ロイヤルスイートルーム室内
部屋番号は『4220』でしたが、階数的には2階だった気がします。
部屋に入ってすぐの部屋がリビングとなっています。大きいソファーとテーブル。
ソファーの横にはダイニングテーブルと椅子もあります。
リビングのテーブルにはウエルカムフルーツが置いてありました。
2023年1月1日のチェックインだったので『2023』の文字が入ったチョコのお菓子もありました。
ロビーー前のお土産売り場に売っていたウェスティンランカウイオリジナルのサルのぬいぐるみもギフトとして部屋に置いてありました。娘は気に入ったようで喜んでいました。
リビングにあるテレビ。これと同じサイズのがベッドルームにもあったのですが、そちらは写真撮り忘れました。
こちらがベッドルームです。大きいキングベッド1台に家族3人で寝ましたが十分な広さ。
リビングにも座り心地のいい大きいソファーが置いてあります。
ベッドルームを別角度から撮った写真ですが、ベッド横に化粧台と椅子もあります。
このベッドルームだけでもホテルのスタンダードルーム以上の広さだったと思います。
お風呂はこんな感じで少し高めの位置に。
豪華な雰囲気ですが、小さい子連れにはちょっと使いづらかったです。奥の窓は固定されていて開きません。
シャワールームは1つですが、シャワー自体は向かい合って2つありました。どちらも水圧は同じくらい。
写真右下のトイレは男性用でしょうか。使い方がわからなったので使っていません。
リビングルームの方にももう一つトイレがありました。
洗面台は2つあり使いやすかったです。
洗面台の裏側に洋服掛けやセフティーボックスなどのクローゼットがあります。
部屋用のスリッパはペラペラで微妙でした。
また別な部屋はキッチンになっており、冷蔵庫や食器、コーヒーメーカーなどが置いてありました。
アルコール類、ソフトドリンクやお菓子などはミニバーとなっており有料です。
リビングもベッドルームもとにかく広く、開放感が良くて使いやすい部屋でした。
娘も大きいテーブルで宿題が捗っていたようです。
ロイヤルスイートルームのバルコニー・眺望
スイートルームはバルコニーも広く、部屋からも景色も良かったです。
バルコニーには寝転べるビーチベッド、大きめのソファー、そして外で飲食もできるようのテーブルと椅子もありました。
バルコニーの目の前はウェスティンランカウイにある4つのプールのうちの一つ、噴水が出るプールが見えます。
広い部屋にアップグレードしていただき、妻も娘も喜んでいました。
リスやサルがたくさんいました
ランカウイ島はサルが多くて有名な島です。
ホテルの敷地内にもサルがいるのでバルコニーのドアを開けっ放しにしたり、外に食べ物飲み物を置いたままにしないよう注意喚起されています。
今回泊まった部屋のバルコニーからもサルやリスを沢山見ることができました。
こんな感じでバルコニーの手すりを普通にサルが歩いています。
部屋の横の木で葉っぱを食べていました。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、お腹に赤ちゃんを抱っこした親子ザルもいました。
風が吹いていないのに木が動いているのを見つけると、だいたいサルかリスがいます。
上の部屋のバルコニーに入っていきました。
バルコニーに食べ物を置きっぱなしにしていると食べに来るので危なそうです。
日本では動物園くらいでしか見れないので、妻も娘も間近でリスやサルを見れて喜んでいました。
ウェスティンランカウイの4つのプールとビーチ
ウェスティンランカウイには4つのプールとビーチがあります。
ウェスティンランカウイのメインプール
まず1つめはこちらのメインプール。広くてファミリー向けのプールとなっています。
ここはビーチと一直線のインフィニティプールにもなっています。
メインプールにはバーが併設されており、アルコールを含むドリンク、あとはピザなどの食べ物も注文することができます。
少しわかりづらいところにあるのですが、メインプールの裏に小さいキッズプールもありました。
ウェスティンランカウイのキッズプール
メインプールの横に子供用のキッズプールがあります。
広さは十分で真ん中にちょっとした噴水もあります。広いは広いのですが、深さが足首くらいまでしかなく、かなり浅いです。
キッズというよりも幼児用プールといった感じかもしれません。
ウェスティンランカウイの噴水プール
メインプール、キッズプールとは別で少し歩いたところに噴水の出るプールがあります。
深さはメインよりも浅く、キッズよりもやや深いので小学生くらいでちょうどいいかもしれません。
ビーチチェアも多くあるので日光浴にも良さそうです。
ただ、こちらのプールは木の下にあるので葉っぱなどが多く浮かんでおり、気になる人は気になるかもしれません。
ウェスティンランカウイの大人専用プール
ウェスティンランカウイのヴィラエリアを抜けた先に『Heavenly Spa(ヘブンリースパ)』があります。
そこに大人専用のプールがあります。
ヴィラに泊まっている人からは比較的近いと思いますが、ホテル棟からだと行くのが面倒です。
大人限定ですし、ヴィラに泊まっている人やスパの利用者だけが使うようなプールかと。
ホテル棟から離れているので静かなのは間違いありません。
大人専用プールのすぐ近くにセントレジスランカウイのレストラン《Kayuputi(カユプティ)》があります。橋を渡って徒歩でも行くことができます。
カユプティの場所はウェスティンとセントレジスの間にあります。
ウェスティンランカウイのビーチ
ウェスティンランカウイにはビーチもあります。
ビーチチェアは置いてありますが、数は少なかった気がします。
砂浜は比較的綺麗だと思いますが、海自体は少し濁っていて海水浴向きではないかもしれません。時期によるかもしれません。
ウォーターアクティビティ、ビーチアクティビティもあり、ヨガやダンスなども開催されていました。
Seasonal Tastes(シーズナルテイスト)の朝食
ウェスティンランカウイの朝食レストラン《Seasonal Tastes(シーズナルテイスト)》のビュッフェをご紹介します。
Seasonal Tastes(シーズナルテイスト)の場所
朝食会場のシーズナルテイストはロビーから階段を一つ下りてすぐのところにあります。
フロント目の前にある階段を下に降りるとシーズナルテイストがあるのですぐにわかるかと思います。
Seasonal Tastes(シーズナルテイスト)の朝食料金
シーズナルテイストの朝食料金ですが、公式サイトでは88MYR(約2,600円)と書いてありました。
マリオットボンヴォイのプラチナエリート特典以上であれば、ウェルカムギフトで朝食無料を選択することができます。
マリオットボンヴォイ会員であれば12歳以下の子供は無料となっています。
Seasonal Tastes(シーズナルテイスト)朝食ビュッフェメニュー
パンは食パンやクロワッサン、ドーナツやマフィンなど種類豊富でした。
シリアルやパンケーキ、ワッフルなどもあります。
あとは目の前でクレープを焼いてくれ、ジャムやアイスを乗せてくれます。
写真上段のメニューはマレーシアのお菓子?パン?みたいなやつでした。
あとはフレッシュジュースも数種あり。
コーヒーや紅茶はコーヒーメーカーが各所に置いてありますが、スタッフさんに注文すれば席まで持ってきてくれます。
こちらは有料の飲み物かと。35MYRなので約1,000円くらい?1杯の料金か飲み放題かはわかりません。
隣のセントレジスランカウイでは無料となっており、朝からスパークリングとオレンジジュースを混ぜたミモザを飲んでいる人が沢山いました。ウェスティンだと有料なので誰も飲んでいませんでした。
味噌汁や巻き寿司もありました。巻き寿司は食べてないので味はわかりませんが、味噌汁は普通に日本っぽい味でした。
写真右下はグルテンフリーのパンだったと思います。
サラダやフルーツはこの辺で、そこまで種類が多いわけではなかったと思います。
ハムやソーセージ、ベーコンですが、マレーシアはイスラムなので豚肉はありません。
写真のどれもがビーフorチキンの肉製品でした。
定番のヌードルバー、卵料理などももちろんあります。
エッグステーションでは好きな卵料理を作ってもらえます。クオリティーはそこそこ。
アイスやヨーグルト、チーズなど。
アイスはクレープにも乗せてくれますが、普通に単品でも頼むことができます。日替わりで3種ありました。
インドの方向けのカレー類、あとはインドネシアの焼きそばのようなのもありました。この辺は辛そうなので手を出せません。
キッズコーナーもありました。東南アジアで良く見る名前のわからない甘そうな食べ物が置いてありました。
ウェスティンクアラルンプールの朝食ビュッフェも種類豊富でしたが、ウェスティンランカウイも種類多めな感じだったと思います。
味の方ももちろん美味しいのですが、それでもやはりセントレジスやリッツカールトンと比べると若干劣るかなという感じです。
ウェスティンランカウイ内の施設
ウェスティンランカウイにあったその他の施設をまとめて紹介します。
ロビー・フロント
セントレジスランカウイからウェスティンランカウイのフロントまでカートで送ってもらいました。
入ってすぐ右にフロントデスクがあります。
1月1日にチェックインしましたが、いつ通ってもあまり混み合っている感じは見受けられませんでした。
一応、マリオットボンヴォイのエリート専用カウンターもあります。
最初はそちらで座ってチェックインするか聞かれましたが、通常カウンターも混んでなかったので特に利用しませんでした。
ロビーの端の方にパソコンコーナーもあります。今は誰でもスマホ持っているので、こういうところのパソコンを使う人ってあまり見なくなりましたね。
写真左端に見える階段を降りると朝食レストランのシーズナルテイストの前に出ます。
先程のパソコンコーナーの横に売店があります。
洋服やビーチグッズなどが売っていました。食べ物は売っていません。
ウェルカムギフトでもらったサルのぬいぐるみもこの売店に売っていました。値段は見なかったのでわかりません。
Breeze Lounge(ブリーズラウンジ)
ロビー階に《Breeze Lounge(ブリーズラウンジ)》というバー&カフェがあります。
こちらでアフタヌーンティーやドリンク、あとは軽食なども注文可能です。
チェックインが昼時だったのでピザをいただきました。美味しかったです。
Breeze Loungeでは、夕方4~6時でマリオットボンヴォイのエリート会員向けに無料ドリンクを提供しています。
シルバーエリート会員以上の特典だと思いますが、もしかしたらステータスによって無料でいただける数が違うかもしれません。
アンバサダーエリートだと一人3杯まで無料とのことでした。
キッズエリア・キッズクラブ
ホテル棟とヴィラ棟の間くらいに子供用の公園のような場所がありました。
滑り台とシーソーくらいしかなく、そこまで広くはありません。
そのすぐ近くのスポーツジムなどのある建物があるのですが、そこにキッズクラブもありました。小さい子を預かって遊んでくれると思います。
絵本や遊具もありましたが、海外のおもちゃなので使い方が良くわかりませんでした。
スタッフさんも常駐しているので聞けば教えてくれるかと思います。
フィットネスセンター・テニスコート
先程のキッズクラブもこちらのレセプションセンターの建物内にあります。
1階がキッズクラブ、2階がフィットネスセンター・スポーツジムといった感じです。
その他にビリヤード台や卓球台もありました。あとは写真を見るとレンタサイクルもあるみたいですね。
外にはテニスコートが2面ほどありました。やっている人も何組かいたようです。
Heavenly Spa(ヘブンリースパ)
スパはホテル棟から少し離れたところにありました。今回は妻も利用していないので中はどうなっているかわかりません。
外から見るとこんな感じ。スパだけだと思いますが、意外と大きな建物でした。
ホテル棟から離れているので静かでした。
スパがある建物のところに大人専用のプールもあります。
ウェスティンランカウイの敷地はかなり広いので、歩いて全部行こうとすると疲れるかもしれません。
スパの方へ行くのであればカートを頼んだ方が良さそうです。
ウェスティンランカウイ宿泊記まとめ
ウェスティンランカウイの滞在についてのまとめです。
- ランカウイ島のマリオット系では比較的リーズナブル
- スイートにアップグレードされやすいかも
- プラチナエリート特典で朝食無料選択可能
- クラブラウンジは無いが、エリート特典で夕方にバーでドリンク数杯無料
- 4つのプールがあり、全体的にファミリー向けのホテル
- リスやサルといった野生の動物が多い
ビーチもプールもあり、朝食も種類が豊富でとても良いホテルでした。
ただ、ランカウイ島の他マリオット系ホテルに泊まって比べてしまうとやはりリッツやセントレジスの方がより良く感じてしまいます。
ウェスティンランカウイはリーズナブルでキッズフレンドリーなホテルですが、滞在日数が限られるとなるとリッツカールトンランカウイの宿泊日数を増やしたいと思ってしまいますね。
次の記事ではリッツカールトンランカウイについてご紹介します。