シェラトンモルディブ宿泊記・水上バンガロー&ウミガメ&朝食レストランレビュー┃2023年子連れモルディブ旅行②
2023年春休みに行った子連れモルディブ旅行の2記事目です。
空港からスピードボートで10分ほどで行ける《シェラトンモルディブズフルムーンリゾート&スパ》の宿泊記です。
宿泊した水上バンガローからはいろいろな魚やウミガメも見ることができました。
マリオットエリート特典で無料となる朝食レストランもご紹介します。
1泊しかしなかったので島内全部をお伝えできませんが、できる範囲で書いていきます。
目次
シェラトンモルディブズフルムーンリゾート&スパ
シェラトンモルディブズフルムーンリゾート&スパはモルディブにある7つのマリオット系ホテルの中の1つです。(2023年時点)
シェラトンモルディブは7つの中で最もマレ国際空港から近く、宿泊費もリーズナブルとなっています。
シェラトンモルディブの場所・移動手段
シェラトンモルディブは空港のある島のすぐ近くにあります。
移動手段は空港目の前にあるヨットハーバーからスピードボートに乗り、約10分で着きます。
夜到着便でもこのようにスピードボート送迎が着てくれます。
自分たちも20時頃の到着でしたが3組ほど一緒のボートでした。
シェラトンモルディブの宿泊費
シェラトンモルディブ1泊の宿泊費は515USD(約74,000円)でした。
こちらは出発前の事前払いだったと思います。
シェラトンモルディブの島内マップ
シェラトンモルディブの島内マップはこのようになっています。
水上バンガローやビーチヴィラ、ビーチには面していないヴィラもあるようです。
レストラン、プール、スパ、テニスコート、ジム、キッズクラブ、アクティビティセンターなど全て揃っています。
初めてのモルディブだったの広く感じましたが、これでもまだ小さい島だそうです。
シェラトンモルディブのプラチナエリート特典
シェラトンモルディブのマリオットボンヴォイ・プラチナエリート特典をご紹介します。
- ルームアップグレード(空き状況次第)
- 16時までのレイトチェックアウト(空き状況次第)
- ウェルカムギフトで1000ポイントor朝食無料(大人2名分)
- スパ利用20%オフ
他シェラトンホテル同様、ウェルカムギフトで朝食無料(大人2名分)を選ぶことができます。
エリート会員であれば子供は12歳まで朝食が無料となります。
ルームアップグレードについて
シェラトンモルディブのルームカテゴリーとアップグレード結果はこちらとなります。
- デラックスルームアイランドビュー ←予約した部屋
- デラックスルームビーチビュー
- コテージアイランドビュー
- コテービプランジプール
- オーシャンヴィラ専用プール
- 水上バンガロー ←アップグレード先
- 水上バンガロー専用プール
- ウォーターヴィラ
- ウォータースイート
アンバサダーエリートだったのでプラチナエリートよりは若干優遇されているかもしれませんが、水上コテージ以上の部屋数も多いのでプラチナでもこれくらいのアップは見込めるかと思います。
シェラトンモルディブ水上バンガロー宿泊レポート
今回宿泊したのはチュックインカウンターから近い青丸部分の部屋です。
ここの106号室に泊まりました。
よく見るモルディブの水上コテージタイプの部屋です。
水上バンガロー室内
水上バンガローの部屋はワンルームタイプでそこまで広くありません。
公式の部屋サイズは54㎡となっています。
室内はベッドと机くらいしかありません。
部屋の奥にソファーとミニテーブルもありましたが、こちらは子供用のエキストラベッドになっていました。
テーブルにはフルーツとお菓子のウェルカムギフトがありました。
小さいですがクローゼット、セフティーボックスももちろんあります。
バスローブ、スリッパ、アイロン、ドライヤーも一通りありました。
また、事前にリクエストすればシュノーケリング用のライフジャケットやマスクなども人数分部屋に置いておいてくれます。
こちらがミニバーになります。電子レンジ無し、ケトルとコーヒーメーカーは有りでした。
お菓子、アルコール、ソフトドリンクが有料となり、瓶に入った水とコーヒーカプセルは無料です。
モルディブはどの島にも売店やコンビニなどがないため、飲食類の買い物はこのミニバーのみとなります。
モルディブは厳格なイスラム教の国ということもあり、アルコールの持ち込みや販売は禁止されています。
空港のある島から離れたリゾートのみ、アルコールが許可されていますが、その分かなり割高です。
シェラトンモルディブもアルコールは高めとなっており、ビールが1本12ドル、シャンパンが375mlのミニボトルでも140ドルでした。
今回のモルディブ旅行ではシェラトン、リッツ、JWマリオットに泊まりましたが、アルコール類はどこも同じくらいの価格設定となっていました。リッツだからこれよりも更に高いという感じはなかったと思います。
こちらがバスルームです。バスタブとシャワーは独立していました。
洗面台は一つ。トイレは海外によくあるシャワーホース付きのウォシュレット(?)これの使い方は良くわかりません。
歯ブラシなどのアメニティーはなぜか洗面台周りではなくリビングの机の方にあったので翌朝に気づきました。
最近はSDGsで歯ブラシが必要な場合は別途フロントに連絡が必要な場合もあるので日本から持って行ったほうが間違いないかもしれませんね。
今回の滞在ではどのホテルもシャンプー、トリートメント、ボディーソープのミニボトルはありませんでした。全て据え置きの大きいボトル。
部屋はそこまでは広くはありませんでしたが、小学生くらいの子供1人の3人家族であれば十分に感じました。
水上バンガローからの眺望
自分たちが泊まった106号室からの眺望をご紹介します。
水バンガローなのでバルコニーの目の前がすぐ海になります。
目の前に小さな島があるのでどこまで突き抜けた水平線というわけではありませんが、それでもモルディブらしい最高の景色でした。
バルコニーもそこそこ広く、2台のビーチチェアと2脚の椅子、テーブルも一つありました。
海のそのまま下りることができる梯子もあります。すぐ傍には上がってきたらすぐに浴びれるよう屋外シャワーもありました。
シェラトンモルディブはそこまでハウスリーフが多いわけではないと思いますが、部屋のすぐ目の前でもいろいろな魚を見ることができました。
水上バンガロー周りにいる魚や海洋生物
モルディブについて早々、部屋からウミガメも見ることができました。
部屋のバルコニーから撮った動画です。
水上バンガローの周りにはトロピカルな南国の魚もたくさん。
iPhoneで撮った動画が見づらいかもしれませんが、部屋の前にはエイやフグなどもいました。
ビーチにはこういった小さいトカゲがたくさんいます。
少しでも近づくとすぐに逃げるので捕まえるのは難しそうでした。
シェラトンモルディブの朝食レストラン《Feast》
シェラトンモルディブの朝食レストラン《Feast(フィースト)》をご紹介します。
シェラトンモルディブ朝食レストラン《Feast》の場所
《Feast》は青丸の部分にありました。一応、島の真ん中あたりでしょうか。
大半の部屋からは徒歩で5分以内だと思いますが、右端部分のビーチヴィラエリアだとカートを呼ぶ必要がありそうです。
自分たちが泊まった水上コテージからは徒歩で問題ありませんでした。
シェラトンモルディブ《Feast》の朝食料金
- 大人 37ドル
- 12歳未満はマリオットボンヴォイエリート特典で無料
- プラチナエリート以上は無料
マリオット公式からの予約の場合、有償宿泊であれば宿泊費に送迎費用も朝食費用も含まれているようです。
上記の朝食料金は外部予約サイト経由やポイント宿泊の場合に掛かるかもしれないという金額です。
外部予約サイトもほとんどが送迎&朝食費用込みの金額で案内されているようです。
プール付きの客室だとフローティングブレックファーストも可能なようです。
料金は210ドルと書いてありました。おそらく2人分の料金かと。
シェラトンモルディブ《Feast》の朝食ビュッフェメニュー
ビュッフェメニューは離島のホテルとは思えないほど種類が多く、料理の味もシェラトンの中では良い方だったと思います。
写真を撮り忘れたのですが座席数も多く、開放感がありました。
パンだけでもこれだけの種類。
食パンやバターロールみたいなパン、ベーグルなどだけでも数種、ドーナツやマフィンなどの菓子パンもたくさんありました。
鍋の蓋を開けずに撮ったので何がなんだかわからないかと思いますが、ライスやみそ汁(ミソスープ)、あとはベーコンやハムなどです。
モルディブは厳しいイスラム教国家なので本土はアルコールと豚肉が禁じられていますが、離島のリゾートへ行くと全て解禁されるようです。
ベーコンはビーフ、ターキー、そしてポークもありました。日本人に馴染みなのはポークですよね。
ポテトや豆料理、ゆで卵など。
もちろんエッグステーションもあるのでオムレツや目玉焼きなど好きな卵料理を注文することができます。
ハムだけでもかなりの種類。生ハムの原木の原木置かれていました。
サラダやチーズ、写真右上はベーグルに挟むような具材だったと思います。
ヴィーガン向けのメニューやグルテンフリーなどの健康食品も。
フルーツはほとんどそのまま置いてありますが、目の前のスタッフさんに頼めば綺麗にカットしてくれます。
フルーツジュースも数種。
ヨーグルトやスムージー。あとはライブキッチンでクレープのようなものも作ってもらえます。
モルディブとの時差は4時間ありますが、夜中にシェラトンについて1日寝たら意外と時差ボケなく朝食も問題なくいただけました。
1泊しかしなかったので日替わり具合がどの程度かはわかりませんでしたが、それでも4、5日程度の滞在であれば飽きないくらいに種類豊富だった気がします。
シェラトンモルディブのプールやビーチ・施設
シェラトンモルディブのビーチ、プール、その他の施設なども写真を撮ってきた範囲でご紹介します。
シェラトンモルディブのビーチ
シェラトンモルディブは砂浜沿いであればどこでも泳ぐことができます。
一応、ビーチチェアが置いてあるのは青丸部分のあたりかと。
水上コテージ側のビーチだとチェアは置いてありますが、あまり人はいなそうな感じでした。
水上コテージとは反対側のビーチは広くて開放感がありました。
ビーチ沿いにカフェ(バー?)もあるのでこちらがシェラトンモルディブのメインビーチかと思います。
ビーチは広くて開放感があるのですが、モルディブ本島から近いということで遠目にビル群が見えます。モルディブ特有の突き抜ける水平線という感じではありません。
ビーチすぐ傍にダイビングショップがあります。アクティビティなどを申し込むことができます。
定番のシーカヤックやパドルサーフ(SUP)など。
シェラトンモルディブのマリンアクティビティの料金は確認し忘れたので行く予定がある方は事前のホテルやマリオットコンシェルジュに確認されることをおすすめします。
他に泊まったリッツモルディブやJWマリオットモルディブはどちらもモーター付きだと有料、自力で漕ぐタイプのものは無料という区切りになっていました。
シェラトンモルディブのプール
シェラトンモルディブのプールは島の真ん中、朝食レストラン《Feast》の前にあります。
大きいプールと小さい子供用プールの2つです。
メインプールはひょうたん型になっていたそこそこの大きさ。椅子の数は20脚くらいだったかと。
キッズプールはかなり小さいです。1家族くらいしか遊べないかも。
ビーチもプールもタオルは無料で借りられるので部屋から持って行く必要はありません。
モルディブはプール付きの部屋が多いので、共有プールを使う人は少ないのかもしれません。
シェラトンモルディブのプールは島の中央、木に囲まれているので景色はそこまで良くはありません。
リッツモルディブやJWマリオットモルディブはどちらも共有プールは海とのインフィニティになっており、景色は素晴らしかったです。プールに関してはシェラトンが若干劣る部分かと。
シェラトンモルディブのキッズクラブ
メインプール沿いにキッズクラブもありました。
基本的には無料で利用可能だと思います。曜日ごとのプログラムが張られていました。
有料のプランもあると思うので、利用予定の方は事前にホテルに問い合わせみることをおすすめします。
シェラトンモルディブのショップ
ショップのようなところもありました。ビーチウェアやアパレル用品が売っているようです。
ただ、コンビニなどではないので食品や飲み物などはありませんでした。
モルディブで食料品、飲み物を買えるのはレストランかルームサービス、ミニバーのみです。
シェラトンモルディブのジム?
ビーチ沿いにジムらしきものがありました。
これが正式なジムなのか簡易的なものなのかは聞き忘れたのでわかりませんでした。
海外の公園にあるような健康器具っぽいものがいくつか置いてあります。
バーベルやダンベルが置いてあったのでジムなのは間違いないかと。
サンドバッグも吊るされていましたがグローブは見当たりませんでした。
暑いモルディブなので昼間外で運動するというのはちょっと考えづらいのですが…。
シェラトンモルディブへ行く予定があり、ジムを利用したい方は屋内ジムがあるかどうかも事前に確認されることをおすすめします。
シェラトンモルディブ宿泊記まとめ&総合評価
シェラトンモルディブのまとめと総合評価について
- 空港から近い・夜着でも移動可 スピードボート10分
- マリオット系ホテルでは最も安く泊まれる
- 有償宿泊であればボート代、朝食代は両方込み
- 空港から近いけど海は透明で綺麗、魚も意外と多い
- 朝食も意外と種類豊富でおいしい
- 本島のビル群が見えるので眺望はイマイチ、プールも少し微妙
空港から近くて安く泊まれるということであまり期待していませんでしたが、魚が多く、朝食も美味しかったので意外と良かったです。
- コスパ A
- 移動 A
- 部屋 C
- 食事 B
- ビーチ A
- 景色 C
- リゾート感 B
個人的な評価だとこんな感じでした。
思っていたよりも非常に良かったです。移動が楽で安く泊まれて魚もたくさん見れました。
滅多に行けないモルディブということで、できればリッツやセントレジスといった高級リゾートに泊まりたいと思うのが一般的ですが、シェラトンもリッツに劣らないくらい良かった気がします。