モルディブのチップ事情・基本的には不要?払うべきタイミングは?┃2023年子連れモルディブ旅行⑤
2023年春休みに行った子連れモルディブ旅行の5記事目です。おまけのような記事になります。
モルディブのチップ事情を個人的な感想、感覚でご紹介します。
『チップはどれくらい用意していけばいいのか』
『どのタイミングでどれくらい渡せばいいのか』
『そもそもモルディブでチップは必要なのか』
これが正しいかはわかりませんが、迷っている人や初めてモルディブへ行く方の参考になればと思います。
チップはそもそも感謝の気持ちで渡すものであり、強制されるものではないので正解・不正解もないと思いますし、大間違いがない限りは大目に見てもらえたらです。(明らかな間違い、考え違いがあればコメントなどでご指摘いただけると助かります。)
モルディブではチップは必要?不要?
モルディブでもチップは必要です。ただ、義務ではありません。
一応、チップ文化があるようなので、完全に不要とは言えませんがアメリカほど厳密ではないと思います。
また、モルディブはホテルの宿泊費、スピードボートや水上飛行機での移動費、レストランの飲食費、いずれも10%のサービス料が加算されているのが一般的です。それがチップ代わりと考えて問題ないかと。
余程良いサービスを受けたのであればサービス料に更にチップを上乗せしてもいいとは思いますが、基本的にはサービス料の10%があるのでチップはなくとも大丈夫かなと。個人的な感想ですが。
モルディブは1島1リゾートでショッピングすることもないため、両替をするところがホテルしかなく、レートも悪いです。
事前に日本でチップ用の1ドル札、5ドル札、10ドル札を複数枚持って行ければベストですが、もしも忘れて行ってしまった場合、現金チップは無しで切り抜けてしまっても大丈夫な雰囲気です。
モルディブ各シチュエーションでのチップ相場
モルディブでチップを払った方がいい場面、基本は不要と思うが払うならどれくらいかなどをご紹介します。
シチュエーション | チップ相場 |
---|---|
部屋にスーツケースを運んでもらう | スーツケース1台あたり1~2ドル ※1 |
朝食・ランチ・カフェなど | チップ不要(サービス料10%で十分) |
ルームサービス | チップ不要(サービス料10%で十分) |
コースディナー | 会計額の10%くらい ※2 もしくは10~20ドルくらい |
スパ | ↑コースディナーと同程度 |
バトラー | 1日15~20ドルくらいだけど… ※3 |
ルームクリーニング | 昼間の清掃時に2~3ドル ターンダウンは同額程度か無し ※4 |
カート、プール・ビーチサイド | 不要 ※5 |
※1 これは部屋に運んでもらう時だけ考えればいいと思います。スピードボートや水上飛行機、空港移動などのたびに払っていたらキリがないので。帰りにレセプションへ運んでもらう場合も不要かなと思いました。
※2 ウェイターさんの接客次第ですが、サービス料10%(最初から含まれている)+チップ10%くらいの合計20%くらい払えば十分かと。サービス料10%+チップ20%は多すぎると思うので不要。特に細かいサービスだと感じなければサービス料の10%だけでもいいんじゃないですかね。
レストランでチップを払う場合は赤枠のTips欄に書けばOK。このレシートの場合、元値85ドルの10%で8.5ドルとかでいいと思いますが、自分ならキリ良く10ドルとかにしちゃうかも。そもそもルームサービスで頼んだスパークリングなのでチップ無しのサービス料10%のみでOKと判断し、Tips部分は何も書きませんでした。
※3 バトラーへのチップは最後にまとめてという情報がほとんどですが、質の良いサービスを求めるなら事前に滞在分まとめて渡しちゃうのもアリ。1日あたり15~20ドルほどのチップが相場らしいですが、これも依頼状況次第かなと思います。レストランやアクティビティの予約、特別なお願いなどを頻繁にするのであればこれくらいだと思いますが、特に何も依頼しないのであればチップ無しでも良さそう。うちの場合は一応、チェックイン時に100ドルくらいまとめて払いましたが、簡単な質問をチャットで聞くくらいしかバトラーにお願いすることがありませんでした。レストランもアクティビティも事前に予約済みであればバトラーサービス自体不要でしょうね。バトラーへのチップは1日あたりや1滞在あたりで決めるのではなく、何かお願いした際に5~20ドルくらいのチップを渡すパターンでもいいかもしれません。
※4 リッツモルディブでの経験談になりますが、個人的にはバトラーよりもルームクリーニングスタッフへ多めにチップを渡した方が快適な気がしました。バトラーよりもクリーニングスタッフの方が顔を合わせる機会が多かったので。ミニバーのジュースの補充やターンダウン時のチョコやフルーツ、滞在途中でスパークリングワインや子供へのプレゼント、タオルアート、フラワーバスなどいろいろしてくれました。昼の清掃時に2~3ドルくらいでいいと思いますが、うちの場合はターンダウンの時も同額だったり、朝に5~10ドルくらい置いていました。ターンダウンは置かないこともあったのですがサービスは変わらないので必須ではありません。
※5 カートでの移動の際やプール・ビーチサイドでもチップを渡した方がいいという情報も見受けられますが、キャッシュレスの時代にチップ用の現金を持ち歩くのも面倒なので無しでOKかと。プールやビーチでは尚更不要。有料のマリンアクティビティは支払いサイン欄にチップの項目があれば追加してもいいかもしれませんが、こちらもサービス料10%が加算されている場合がほとんどだと思うのでそれで十分。
個人的に感じたモルディブホテルのチップ事情
いろいろと書きましたが、最終結論として、個人的に感じたモルディブホテルのチップ事情としては
特に気にしなくてOK(渡さなくてもOK)
これでいいような気がします。
もちろん、渡した方が自分も向こうも気持ちよくサービスを受けられると思います。
ただ、リッツカールトンモルディブを例に挙げると
ルームキーがリストバンドタイプになっており、極力何も持たずにビーチやレストランに行けるように工夫してくれています。
そこであえてチップ用の現金を持ち歩くなんてナンセンスだと思いますし、そんないちいち気にして細かいお札を用意していく必要もないと感じました。
アメリカのチップ文化では「ポーターやウェイターはチップが収入源だから払わないと給料がもらえないのと一緒」という情報もありますが、それはサービス料がなかった過去の話だと思います。
また、レストランやスパで良いサービスを受けた際にサービス10%だけではお礼として足りないと感じた際はレシートに追加分を記載すればいいのでこちらも現金は不要。
バトラーや部屋清掃でチップを払うと決めているのであれば最後よりも先に渡した方がサービスが良くなる可能性があるので前払いしちゃうのもアリだと思いました。
モルディブのチップ事情まとめ
- モルディブではチップを払わなくても特に問題なし
- ↑の理由として、ほぼすべてのものにサービス料10%が加算されているから
- チップを払う予定なら日本で1ドル札を多めに用意していくのが良い
- 無理矢理現金を持ち歩いてまで渡す必要は本当に無いと思う
ここまですべて個人的な考えなので正しいかどうかわかりません。
ただ、モルディブのチップはあくまでも任意なので正解不正解はないと思っています。
今後、モルディブへ行く予定の方の参考になれば幸いです。