アメックスセンチュリオンのFHRを利用してセントレジスマカオに宿泊┃アップグレードと300ドルルームクレジット
アメックスにはプラチナカード会員以上で利用できる【ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)】という特典があります。
FHRは料金が安くなるわけではありませんが、公式と同程度の価格で更に朝食無料やレイトチェックアウト確約などが付くという特典です。
更に、アメックスセンチュリオン会員の場合、一部のホテルに限りですが、【センチュリオン・ファイン・ホテル・アンド・リゾート(CFHR)】という追加特典が付いてきます。
CFHRについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
コロナ前の2019年にこの特典を試しに使ってみたかったのでマカオのセントレジスに泊まってみました。
アメックスセンチュリオンのFHR(CFHR)でのルームアップグレード結果や付与されたルームクレジットについてご紹介します。
目次
CFHR対象ホテルと特典
先に挙げたCFHR説明ページにも載っていますが対象ホテルと特典だけ改めて載せておきます。
- アマン
- ザ・ペニンシュラホテルズ
- セントレジス ホテル&リゾーツ
- ベルモンド
- マンダリン オリエンタル ホテル グループ
- オトカーコレクション
- ローズウッド・ホテル&リゾーツ
- ウォルドーフ・アストリア・ホテル&リゾーツ
特典は通常のFHR特典に追加で付与されます。
通常のFHR特典で100ドルのクレジットが付くホテルが多いですが、CFHR対象ホテルの場合、更に200ドル追加、合計300ドルのルームクレジットがもらえるというパターンが多いです。
今回泊まったセントレジスマカオも合計300ドルのルームクレジットがもらえました。
セントレジスマカオのCFHR特典
セントレジスマカオのCFHRをご紹介します。
旅程の都合上、アーリーチェックインとレイトチェックアウトはリクエストしていないので実質的なFHR特典は
- 朝食無料
- ルームアップグレード
- 合計300ドルのルームクレジット
この3点でした。
合計300USD=2400MOP(2400HKD)=約32,000円分のルームクレジットという説明を受けました。
このクレジットはレストランやスパの利用に充当できますが、部屋にあるミニバーには使えません。
FHRの朝食無料
セントレジスマカオの朝食はホテル1階の『Manor(マナー)』でのビュッフェとなります。
マカオ、コタイ地区のホテルはどこも高級感があり、朝食メニューも充実しています。
セントレジス自体もマリオットグループで上位ブランドです。
セントレジスマカオでは、特にパンのメニューが豊富でした。
マカオも中華圏なので飲茶などの中華メニューも豊富です。
エッグステーション、好きな具材で作れる麺。
シリアルやサラダも一通り揃っていました。
FHR特典として、大人2名分の朝食無料でいただけるメニューは以上ようになっています。
FHRのルームアップグレード
- デラックスルーム ←予約した部屋
- デラックスルームコタイストリップビュー
- グランドデラックスルーム
- セントレジススイート
- メトロポリタンスイート ←チェックインされた部屋
- エンパイアスイート
- プレジデンシャルスイート
アプリで見た時点で既に『メトロポリタンスイート』になっており、チェックインもそのままメトロポリタンスイートでした。
スイートなので部屋の広さは十分すぎるほどでした。
家族連れだとスイートへのアップグレードはありがたいのですが、一人で泊まったので広すぎて移動が少し面倒でした。
このフルーツはマリオットの特典なのかスイートに付いてくるものなのかわかりませんでした。おそらくはスイートに付いてくるフルーツかと。
マリオットボンヴォイのウェルカムアメニティは初日マドレーヌ、二日目チョコレートでした。
セントレジススイートとメトロポリタンスイートの違いは角部屋かどうかだと思います。
メトロポリタンスイートは角部屋なので向かいのベネチアンだけでなく、斜め方向にあるパリジャンも見えます。
パリジャン内にあるエッフェル塔は夜だと綺麗に見えますね。
写真上段が昼間、下段が夜です。
マカオコタイエリアのホテルはカジノ併設ということもあり、スイートルームが多めとなっています。
FHR予約でなくとも、マリオットゴールド以上のステータスがあればスイートにアップグレードされる可能性は高そうです。
300ドルのルームクレジット
アメックスセンチュリオンのFHRで大きく違うのは、このルームクレジットです。
通常FHRだと100ドル(またはスパやディナー無料)が一般的ですが、CFHRだとそこから更に200ドル上乗せとなります。
セントレジスマカオも100ドル+200ドルで合計300ドルのルームクレジットが付きます。
一人じゃ使い切れないので一緒に行った友人3人+自分の計4人とのディナーで消化しました。
レストランは朝食と同じくホテル1階の『Manor(マナー)』です。
海鮮のコースを頼みました。
美味しかったですが、ホテルだとやはり割高ですね。
自分はお酒飲みませんが他3人は普通に飲むので一人20,000円くらい。合計80,000円くらいかかりました。
300ドル=約32,000円の割引があっても手出しで50,000円くらいになりました。
大人4人だと300ドルでディナーは足りないですね。大人2人分くらいかなと思います。
FHRとマリオットボンヴォイの共通特典
FHR特典とマリオットボンヴォイのプラチナエリート特典の比較も載せておきます。共通している特典も結構あります。
FHR特典
先程も書きましたが改めて。
- チェックイン時の空室状況により、1ランク上のお部屋へアップグレード
- チェックイン時の空室状況により、12:00よりチェックイン
- ご滞在中の朝食をサービス(2 名様まで)
客室内のWi-Fi無料 - チェックアウト時間の延長(16:00 まで)
- ご滞在中館内でのご利用代からUS$100相当オフ
マリオットプラチナエリート特典
こちらもチェックイン時にマリオットボンヴォイのプラチナエリート特典の説明も受けました。
- 50%ボーナスポイント
- 1,000ポイントor朝食無料
- 4:00PMレイトチェックアウト
- チェックイン時、空室があればアップグレード
- 5:30PM~7:30PMにセントレジスバーでの特別メニュー無料
- レストラン、バー利用時の20%割引(一部対象外あり)
- スパ利用時の20%割引(アップグレードもあり)
マリオットの場合、FHR特典とマリオットボンヴォイ特典は併用可能です。
重複特典
重複しているのは
- 朝食無料
- レイトチェックアウト
- アップグレード
この辺りでしょうか。
朝食無料に重きを置くならば、マリオットプラチナエリート以上であれば選択可能なので無理にFHRを選ぶ必要もありません。
また、ルームアップグレードに関して、FHRで1ランク、マリオットで1ランク、合計2ランクアップ確約みたいなシステムはないと思います。
マリオットプラチナエリートのステータスでルームアップグレードされなかったことはないので、この項目に関してもFHR予約が有利とは言えません。
レイトチェックアウトはFHRだと事前確約できるので、この点はFRHの方が優れています。マリオットプラチナエリートの場合、チェックイン時の空き状況次第なので確約ではありません。
重複していない特典
FHR予約に付与される100ドル(CFHRの場合は合計300ドル)のルームクレジットは重複していない特典です。
このルームクレジットを含めるとお得になる場合のみ、FHRで予約するのがいいと思います。
比較するとマリオット公式予約の方が数千円安い場合がほとんどです。100ドル(約1万円)のルームクレジットを含めるとFHRがお得になる場合が多いです。
また、レイトチェックアウトも確約したいという場合はFHR予約がよろしいかと思います。
CFHRを利用したセントレジスマカオ宿泊のまとめ
CFHRで大きいのは200ドルのルームクレジットが上乗せされることだと思います。
セントレジスマカオの場合、通常のFHRで100ドルが付いてくるので、合計で300ドルのルームクレジットをいただくことができました。
ルームアップグレードに関しては、マリオットのプラチナエリート以上であればスイートになる可能性が高いのでFHRはあまり関係ないかも。
レストランやスパの利用予定がない+レイトチェックアウト確約不要+マリオットプラチナエリート以上であれば無理にFHRを利用する必要はないと思います。
バリ旅行、シンガポール旅行でもセントレジスに宿泊してきたので、そちらも別記事でご紹介します。